「どうしてもこの子に産んでほしい」そのお気持ちに寄りそいます。
犬の不妊治療
犬の不妊治療はホルモン療法による「発情のコントロール」となります。
「発情しない」場合は、ホルモン接種で発情を誘発します。
その上で排卵を確認して交配させるという手順です。
また逆に「発情しすぎる」という場合もあります。
前回の発情期から4ヶ月未満で再び発情する場合は「発情しすぎている」といえます。
この場合もホルモン療法で、逆に発情をおさえます。
排卵後の不妊治療
また排卵はしても着床障害によって妊娠しないとなると、子宮内膜炎などが考えられます。
この場合は投薬治療となります。
子宮に膿がたまるケースもありますが、これも投薬をおこない、また薬で子宮を収縮させるといった施術をおこないます。
このような症状になると妊娠はかなり難しいといわざるをえません。
しかし少しでも可能性があるなら、その望みに賭けたいという飼い主さまのお気持ちはよくわかります。
やはり飼い主さまはみな、自分の飼い犬には思い入れがあります。
「この子にどうしても産ませてあげたい」とお考えになる方は多くおられます。
「別の犬を新しく買って」というわけにはいかないでしょう。
できるかぎりのお手伝いはさせていただきますので、ぜひご相談ください。
治療の流れ
1、電話でお問合せください。
お電話で詳しく状況をお伺いいたします。その上で、不妊治療の流れをご説明させていただきます。
2、来院
オスとメスのどちらに原因があるかを検査を行い必要に応じて、オスにはホルモン治療、メスにも投薬治療を行います。
※検査結果によっては、対応できない場合もございます。ご了承ください。
3、経過観察
不妊治療がうまくいかない場合は、当院でお預かりして対応することもできます。
治療の目安費用
- オスの場合は、ホルモンの調整を行います。
飲み薬の治療となり(約10日間)飲んでいただき、費用目安は2,000円~2,500円となります。 - メスの場合は、ホルモン検査(排卵の確認)と排卵誘発剤の注射の治療となります。
費用の目安は、
ホルモン検査 | 約5,000円 |
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注射 | 1,000円~2,500円 |